これで解決!古本に湧いた小さな虫を駆除して発生を予防する方法【完全マニュアル】

古本が4冊積み重なっている画像

本の中に虫がいた!!!
本棚に長期間しまっておくと時たま本の中にダニのような小さな虫がいることがありますよね。
大切にしている本に虫が湧いたとなったら非常に不快な気分になってしまうものです。
本につく虫は、主にシミシバンムシの2種類が存在しています。
この2種類は、特に人間に大きく実害を与えるわけではありませんがアレルギーの原因になったりダニなどの別の虫を寄せ付ける原因にもなります。

また、シミと呼ばれる種類は、紙を食べる傾向があるため大切な本が虫食いの餌食になってしまう可能性があります。ですので、できるだけ早く対処することが大切なのです。

では、一体どうやって本に湧いてしまった虫を駆除するのでしょうか。
この記事では、本に湧いてしまった虫の駆除のやり方から発生の予防のしかたまで徹底解説します。
この記事を読んで虫の発生を予防しましょう!


1.古本に虫が!?駆除する方法徹底解説

本棚から本を取り出しているが画像

本を長く本棚で保管していると気づいたら虫が発生してしまっていますよね。
これらの虫は、湿気やカビが原因で発生します。
一度湧いてしまうと繁殖能力が高いためなかなか根絶やしにすることが難しい傾向にあります。
虫によっては本をダメにしてしまう可能性があるため「虫は気持ち悪いし駆除はいいや」と放置してしまうと大切な本に虫食いが発生してしまう可能性があります。
しかし、駆除をすると言っても1mmほどの虫をどうやって駆除するのか疑問に思いますよね。

今回は、保管点数1万点以上の本屋さんが湧いてしまった虫を駆除する方法をお伝えしていきます。

1-1.ガムテープなどの粘着テープで駆除する

コロコロの画像

本に虫が湧いてしまったらガムテープやコロコロなどの粘着性があるテープでくっつけると簡単に駆除する事ができます。粘着テープを使うメリットは、直接潰すことなくキレイに虫を駆除できることです。
しかし、注意をしないといけないのは本の上で潰してしまうと虫の体液が本に付着してしまいシミの原因になってしまいます。
また、直接本に粘着テープをひっつけてしまうと剥がすときに本が破れることがあるため注意が必要です。
本の上にいる虫を駆除するときは、できればマスキングテープなどの粘着性が低いもので引っ付けるようにしましょう。
虫にとっては驚異的な粘着力ですが本や人にとってそこまで強力ではないためしっかり虫だけを捉えることができ、本を傷つけずに済みます。
どうしてもない場合は、床や使っていないトレーなどに虫を落としてすぐ粘着テープで捉えましょう。
逃してしまうと繁殖する原因になるため注意が必要です。

1-2.市販の殺虫スプレーで駆除する

虫を駆除している人の画像

ガムテープなどの粘着テープがない場合や虫の数が多い場合は市販の殺虫スプレーを使いましょう。
不快害虫の駆除を目的に作られているため虫の駆除には最も適した手段と言えるでしょう。
ゴキブリや蜘蛛などを一瞬で駆除できるため1mm程度の虫たちに噴射することで目にも止まらない速さで駆除することが出来ます。

しかし、これらの製品を本に直接噴霧することはやめておきましょう。
なぜなら、缶の中では液体のため噴射するときに幾分か水分が残っているからです。
そのまま直接噴射してしまうと本が濡れてしまい本が傷む原因になります。
逃げられないように使っていないプラスチックのケースなどに集めてから噴射するようにしましょう。

ですので、スプレータイプは、一気に駆除をすることができるためオススメな駆除方法です。

1-3.くん煙剤を使って駆除する

古本がたくさんあったり他の虫ごと根絶やしにしてしまいたい場合は、くん煙剤を使うと最も効果的です。
くん煙剤は、人が普段掃除しない隙間や届かない場所なども部屋全体を煙で満たして虫を駆除でき卵なども死滅させるため繁殖を予防することも出来ます。
本についている虫だけでなくゴキブリやゲジゲジなどの不快害虫も駆除できるため一石二鳥の効果があります。

しかし、デメリットとしては、事前の準備が大変なこと、使用中は使用している部屋に入ることができなかったり使用後の片付けが面倒な点があげられます。
これらを怠ってしまうと新たに別の虫が湧いてしまう原因になるため必ず怠らないようにしましょう。

1-4.香りで駆除する

ラベンダーなどの香料の画像

虫を駆除するために化学薬品を使いたくない人は、香りで駆除する方法がオススメです。
レモングラスやペパーミント・ラヴェンダーなどの種類のハーブには、虫が嫌いな匂いを発生させるため虫よけとして古くから活用されています。
駆除をするというよりかは、防虫効果のほうが高いため虫を根絶させることはできないので注意をしましょう。
主に虫に効くとされるハーブは、以下のとおりです。

・レモングラス
鮮烈なレモンのような香りのため好き嫌いが分かれますが、本に付く虫だけではなく蚊やゴキブリにも有効的です。

・ペパーミント
虫にとっては、苦手とされるメントールが香り成分に含まれています。
こちらも、本に付く虫だけではなく、蚊やダニ、アリなどに有効的です。

ラヴェンダー
防虫効果があるリナロールという成分を多く含んでおり虫よけの効果があるとされています。
こちらは、どちらかというと防虫要素なため虫を駆除し終えたあとに置くと良いでしょう。

ハーブを直接植木鉢などに植えて本の近くに置いておくのも効果的ですしアロマキャンドルなどを用意して使用するのも良いでしょう。

1-5.ホウ酸団子を作って駆除する

ホウ酸団子の画像

虫が発生している位置がなんとなくわかったならホウ酸団子を作り本棚など現れやすいところに設置するのが良いでしょう。
本に発生する虫は、タンパク質が好みなため餌と間違えて食べることによってホウ酸の毒で駆除することができます。
ホウ酸団子は、市販されているものはないため自分で作る必要があるのが手間ですが一度設置しておくとシミ以外にもゴキブリなどにも効果的なためオススメです。
駆除するのに時間がかかりますが本に湧く大半の虫を駆除できます。

しかし、ホウ酸は人体にも危害があるため取り扱いには細心の注意をしましょう。
成人で10~20g程度、幼児は、5~7g程度が致死量とされています。
子どもやペットが届かないところなど設置場所には十分に注意しましょう。
それらを踏まえてホウ酸団子を作り虫の駆除に役立てましょう。

《ホウ酸団子の作り方》

用意するもの
・じゃがいも 1/2
・ホウ酸 200g
・小麦粉 30g
・砂糖 15g
・適量の油

じゃがいもをすりおろし他の材料とともに袋に入れて弾力が出るまでこねましょう。 やわらかすぎたら小麦粉の量を多くすることで調節することが出来ます。 弾力が出るくらいまでこねたら 団子状にしラップやお皿の上で2~3日干せば ホウ酸団子の完成です。

1-6.天日干しをして虫を駆除する

本を日が当たるところに置いている画像

本に湧いた虫たちは、日光が苦手なため天日干しするのも良いでしょう。
天日干しをおこなうことで本の湿気を飛ばすことによって虫やカビが繁殖しやすい環境を無くすことが出来ます。
しかし、天日干しだからと日光に直接当てるのは本が日焼けをしてしまう原因になるためやめておきましょう。
主に風通しの良い乾いた空気の日に日陰で行うことをおすすめします。
天日干しを行うことで原因自体を無くすことができるので場所や時間に余裕がある人は、行ってみると良いでしょう。

※注意 掃除機は使わない※

小さい虫が沢山湧いていたりすると掃除機で吸ってしまって一網打尽にしてしまいたい気持ちもわかりますが絶対にやめておきましょう。 なぜなら、ゴミとして捨てたとしても掃除機のパイプの中や小さな隙間に虫が生き残っている可能性があるからです。 それらを気づかずに放置していると虫が繁殖する原因になってしまい掃除機で駆除をした意味がなくなってしまいます。 ですので、生きた虫には絶対に掃除機を使わないようにしましょう。


2.古本を防虫する方法徹底解説

虫に×マークがついているイラスト画像

1章では、湧いてしまった虫たちを駆除する方法を紹介しました。
駆除したあとまた虫が湧いてしまっては、いたちごっこになってしまいますよね。
虫は、対策をしないと駆除した直後であっても湧いてしまう場合多々があります。
この章では、そんな虫の発生を抑制する方法を解説していきます。

2-1.湿気に注意して保管する

湿度計の画像

本に湧く虫たちは、暗く湿気を好む傾向にあるので湿気に注意をして本を管理しましょう。
湿気に注意をして本を管理することで本の痛みを極力抑えることもできるため一石二鳥です。
湿気があることによりカビなどが発生しやすくそれらを好んで食べる紙魚やシバンムシなどがよってきやすくなります。
湿度を極端に下げることはなく約50%くらいを保てば問題ありません。
そのくらいの湿度だと虫の動きを鈍らせることが出来ます。
ですので、本棚の湿気に注意をして保管することが重要なのです。
また、こういった虫は、本に付着したホコリや毛、フケなども食べるため部屋をしっかり換気をおこなったり、定期的に本棚を掃除することを心がけることで虫の発生をさらに抑えることが出来ます。

2-2.防虫シートを使用する

防虫シートの画像

衣類の防虫に活躍している防虫シートは、本にも使うことができます。
虫が苦手な匂いを発して虫の発生を抑制してくれるほか、湿気を取ってくれるものも多いため湿気が溜まりやすい本棚にもオススメです。
1章で紹介したハーブ類で駆除する方法と合わせて使うことでより虫の発生を抑制することができるでしょう。
市販でも買いやすい値段で打っているため防虫シートを適度に置くことをオススメします。
しかし、防虫シートには期限があるので期限が過ぎてしまうと意味がなくなってしまうので注意をしましょう。

2-3.業者に依頼する

虫を駆除している男性の画像

虫の量が多すぎてどうしようも出来ない場合や虫を触りたくない・見たくないという人には、業者に依頼するのが手っ取り早いでしょう。
虫の駆除のプロ集団なため迅速に虫を駆除してくれ防虫も徹底的におこなってくれます。
費用が嵩むのがデメリットではありますが本棚の虫だけではなくゴキブリなどの虫も一緒に駆除してくれる業者もあるため一掃したい人にはおすすめと言えるでしょう。
主なサービスとしては、害虫駆除の110番などがあるためすぐに駆除、防虫をしたいときは依頼をしてみましょう。


3.不要になった本は、売却をしましょう

買い物カートの画像

1年に1回も開かない本や2度と読まなさそうな本は、早めに売却をしてしまいましょう。
読まないということは、本棚から出す機会も少ないためホコリなどが溜まりやすく虫が繁殖しやすい環境を作ってしまうことになります。
それらの虫が一度湧いてしまうと新しい本にまで卵を生んだりするため、侵食してしまう可能性があります。
ですので、不要になった本は、早めに売却することを心がけることで本棚の環境をよく保つことが出来るでしょう。

3-1.個人売買に挑戦する

キーボードを打っている女性の画像

最近だととてもお手軽になった個人売買に挑戦してみましょう。

個人売買だと自由に値付けをすることができ希望の値段で売却を行うことができるからです。
しかし、個人売買のためすべての責任を自分で負う必要があります。
梱包から発送、取引連絡まで全て個人で行う必要があり面倒な場面も多々あります。
また、売却した商品にトラブルがあった際も全て自分の責任になるためそのあたりを注意して個人売買を行うようにしましょう。
個人売買には、メルカリ、ラクマ、ヤフオクと言った大手3社が安定して売ることができるためオススメです。

3-2.買取業者を頼る

買い物カートの画像

個人売買は、非常に便利ですがトラブルの殆どを自分で解決しなければならないためそのような面倒な作業を省きたい方は、お店に売却してみるとよいでしょう。
お店に持ち込むだけでしっかりと査定をしてくれます。
個人売買の大変なところの1つとして自分で出品して発送して…という手間が発生しますがそれらを省けるのもメリットの1つです。
しかし、どうしても自分で売るよりかは、買取金額が幾分か下がってしまうこともあるうので その点だけは、注意をして利用するようにしましょう。

▷店頭買取のメリット

・その場で現金化できる:ネット買取は、その場で査定して買取を行ってくれるためその日に現金化できるためおすすめです。
・査定時間が短い:査定時間も最短だと5分くらいで済む場合もあります。(量によります)
・価格交渉可能:買取価格に納得がいかない場合は、その場で説明をしてもらえたり価格交渉をすることもできます。

▷店頭買取のデメリット

・時間と労力がかかる:店舗に持ち込むためどうしても時間と労力が発生してしまいます。本を大量に持ち込むとなると車での持ち込みになると思いますが燃料代などもかかってきます。
・店舗が限られている:近隣に買取専門店がない場合は店舗に行きづらく、育児や仕事で時間がない方も直接店舗に赴いて査定をしてもらうのは難しいでしょう。

▷ネット買取のメリット

・全て自宅で完結:店舗持ち込みに行く必要がなく自宅で全てが終えられます。
・集荷に来てくれる:買取業者によっては申込みの段階で“集荷あり“にしておくことで設定した時間に宅配業者が集荷に来てくれます。
・梱包キットを送ってもらえる:BOOKPEDIAのように買取キットを送ってもらえ梱包資材などを買わなくても良いサービスなどもあります。

▷ネット買取のデメリット

・すぐに現金化はできない:発送して商品到着後査定が行われるためすぐ現金化することはできません。
・査定の様子を見れない:査定が行われている様子が分かりづらいため査定内容に不満が出る場合もあります。その場合は、買取業者に連絡を入れて査定結果の理由を明確に説明してもらいましょう。

しかし、これらのデメリットは対面で取引をしないためプライバシー保護に一役買っています。
店舗だと周りの人や店員にこの人がこんなものを売っているのかということがわかってしまいますがネット買取だと対面ではないのでプラスに働く場合もあることでしょう。
色々なネット買取業者がありますが迷ったら是非BOOKPEDIAをご利用ください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、古本に湧いた虫の駆除方法から防虫のやり方までを紹介させていただきました。

改めてまとめると
・粘着テープなどで少しずつ駆除をしていく
・殺虫スプレーやくん煙剤で一網打尽にする
・虫が嫌がる香りなどを用いて防虫しつつ駆除をする
・ホウ酸団子を作り地道に駆除をする
・天日干しをする

ということになります。
本棚に虫が一度湧いてしまうと根絶やしにするのがとても大変なため虫が好む湿気やホコリを防止する観点からも本棚の換気や掃除を定期的に行うようにしましょう。
本棚に虫の卵がすでにある場合もあるので引っ越したときには、くん煙剤を使用すると良いでしょう。
これらを活用して本棚に虫のいない快適な生活を送ってみましょう。

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